※カビキラーなどの塩素系漂白剤は、絶対に人体に使用しないでください。本記事は、父のやらかしを振り返る体験談であり、真似をすすめるものではありません。
こんにちは、カーム静也です。
子どもに怒りたくなってしまうこと、ありますよね。
縄跳びの結び方がうまくできない。
プリントに集中できない。
何度言っても同じことをする。
親としては、できれば怒りたくない。
でも、疲れている日や時間に追われている日は、ついイライラしてしまうこともあります。
そんなとき、僕はふと思い出しました。
うちの父の、伝説級のやらかしを。
思い出すだけで、なぜか少し笑えて、肩の力が抜けるんです。
今日は、父のやらかしから考えた「怒らない子育て」について書いてみます。
説明書を読まない父の伝説
僕の父は、ひと言でいうと「説明書を読まない男」です。
悪い人ではありません。
むしろ、行動力はあります。
ただ、その行動力が、ときどき妙な方向に全力疾走します。
その代表作が、今回紹介する2つの事件です。
第1章|水虫 vs カビキラー事件
ある日、実家に帰ったときのことです。
リビングに、なぜかカビキラーが置いてありました。
普通、カビキラーはお風呂場や洗面所にあるものです。
リビングにある時点で、すでに嫌な予感がします。
僕は母に聞きました。
なんでカビキラーがリビングにあるの?
すると母が、かなり自然なトーンで言いました。
お父さんの爪水虫がひどいから、足にシュッシュしたんだって。
いや、ちょっと待って。
足にカビキラー?
僕は思わず言いました。
漂白剤なんかかけたら、余計に悪化するんじゃないの?
薬を使いなさいよ……。
母によると、父は足がヒリヒリしていたそうです。
でも本人は、こう言っていたらしい。
これは効いてる証だ。
さらに父の理論はこうです。
水虫はカビなんだろ?
たしかに、水虫は真菌が原因とされます。
でも、だからといって人体にカビキラーは違います。
その発想は、もはや家庭内化学兵器です。
ちなみに父は、水虫の飲み薬に副作用があるという話をどこかで聞いたらしく、
やっぱり飲むより、塗る方が安全だと思って……。
と、真顔で言っていました。
いや、塗るにしてもカビキラーは違う。
結果として、白くなったのは足ではなく、我が家の笑いの記憶でした。
第2章|鍵穴 vs CRC556事件
父の伝説は、カビキラーだけではありません。
ある日、実家の鍵穴まわりが妙にベタついていました。
見た瞬間、僕は思いました。
これは、やってるな。
母に聞いてみると、予想通りでした。
お父さんが5-56でシューってしてたよ。
ほら、ちゃんと鍵がスムーズになったでしょ?って。
出ました。
鍵穴にCRC556事件。
父としては、鍵が硬いから潤滑剤を使っただけ。
たぶん本人の中では、かなり合理的な判断だったのでしょう。
でも、鍵穴に油分の強い潤滑剤を使うと、ホコリや汚れを呼び寄せて、あとから余計に動きが悪くなることがあります。
しばらくして、父からLINEが来ました。
鍵穴駄目😭
この一言に、なんか笑ってしまいました。
僕はこう返しました。
今度ドライファストルブ持ってくよ。笑
CRC556は、鍵穴の友達じゃねぇぇぇ。
説明書を読まない父。
でも、その失敗はなぜか、怒りより笑いとして記憶に残っています。
第3章|子どもに縄跳びの結び方を教えた日
そんな父に育てられた僕も、今では子どもを持つ親になりました。
ある日、子どもに縄跳びの結び方を教えようとしたことがあります。
でも、うまくできない。
何度やっても、思うように結べない。
見ているこちらも、少しずつもどかしくなってきます。
正直、ちょっとイライラしました。
「なんでできないんだろう」
そう思いかけたときに、ふと父のことを思い出したんです。
カビキラーを足にかけた父。
鍵穴にCRC556を吹きかけた父。
説明書を読まずに突っ走る父。
そんな父のことを、僕は怒りではなく、笑いとして覚えています。
失敗しても、間違えても、思い出として残るのは怒られた言葉より、笑った場面の方でした。
その瞬間、少しだけ肩の力が抜けました。
怒らない子育ては難しい。でも、怒るだけでは残らない
怒らない子育ては、正直むずかしいです。
いつも穏やかに見守れるわけではありません。
仕事で疲れている日もあります。
家事が残っている日もあります。
時間がない日もあります。
そんな中で、子どもが思うように動いてくれないと、つい声が強くなってしまうこともあります。
でも、自分の子ども時代を思い返すと、怒られた内容って、意外と覚えていません。
むしろ覚えているのは、笑ったこと、驚いたこと、ツッコんだこと。
父のやらかしも、まさにそうです。
正しいかどうかでいえば、明らかに間違っている。
でも、記憶としては強く残っている。
そして今、自分が親になったときに、妙に役立っています。
怒るより、笑って思い出せることの方が、長く残るのかもしれません。
家庭学習も、怒らずに続けたい
僕は今、子どもと七田式プリントに取り組んでいます。
家庭学習を続けていると、親の方が焦ってしまうことがあります。
もっと早くできるはず。
昨日はできたのに、今日はできない。
なんで集中しないんだろう。
そう思ってしまう瞬間もあります。
でも、そこで怒ってしまうと、子どもに残るのは「勉強が嫌だった」という記憶かもしれません。
だから僕は、家庭学習ではできるだけ怒らずに続けることを大切にしています。
学力より、まず習慣。
正解より、まず継続。
怒るより、一緒に笑える方がいい。
もちろん、毎回うまくいくわけではありません。
たまにはイラッとしてしまうこともあります。
それでも、怒りで支配するより、笑いながら続けられる形を探したい。
そう思っています。
父のやらかしは、子育てのヒントだった
父のカビキラー事件も、CRC556事件も、冷静に考えればただのやらかしです。
むしろ、真似してはいけない話です。
でも、家族の中では今でも笑い話として残っています。
それは、父が完璧だったからではありません。
むしろ、かなり不完全だったからです。
でも、その不完全さが、家族の記憶になっている。
親は完璧じゃなくていい。
間違えることもある。
たまには子どもにツッコまれるくらいでいい。
そう思うと、子育てのハードルが少し下がります。
怒らずに育てるというより、笑える余白を残しながら育てる。
そのくらいの感覚が、自分には合っているのかもしれません。
まとめ|怒らない子育ては、笑える余白を残すことかもしれない
子どもに怒りたくなってしまうことはあります。
親だって人間です。
疲れている日もあるし、余裕がない日もあります。
でも、そんなときに父のやらかしを思い出すと、少しだけ肩の力が抜けます。
カビキラーを足にかけた父。
鍵穴にCRC556を吹いた父。
説明書を読まずに突っ走った父。
正しい父親像とは違うかもしれません。
でも、笑いとして残る記憶をくれた父でした。
僕も、完璧な父親にはなれないと思います。
でも、子どもが大きくなったときに、怒られた記憶だけではなく、笑った記憶も残っていたらいい。
そう思いながら、今日も子どもと向き合っています。
怒るより、笑う。
正解より、継続。
完璧より、余白。
今日も穏やかに、一歩前進。
子育てや家族、日常の中で感じた整え方については、カームライフバランスカテゴリにまとめています。
家庭学習については、実際に七田式プリントを使った体験も書いています。


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